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あとがき
 ふーすいさんに誘ってもらって、イラストを描かせてもらうことになりました。
 今回小説の挿絵としてイラストを描いてみて、“1枚の絵”が一つのストーリーの一員になったという感覚を持ちました。
 漫画や四コマであれば絵でストーリーをつくれますが、イラスト単体というものは深みをもたせるのが難しいと思います。共同制作はすごい!(その反面、大変なこともありましたが…)
 主人公の涼理と、彼女を引っぱる史佳の二人は、かなりお気に入りになりました。…プランも忘れてないよ。

 いろいろとわがままを聞いて下さったふーすいさん、夏空のメタフィジカを読んでくれた方、ありがとうございました。

(まぬか)
 企画・テキスト・ウェブ管理などを担当しました「ふーすい」です。
 九月頃から始まりました『メタフィジカ』。ようやく完結となりました。ずいぶんと時間を掛けてしまいました……。
 『メタフィジカ』は「哲学小説」みたいなノリでしたが、ちゃんとした「哲学」として見るならば、色んな意味でユルユルなのだろうなぁと思います(先行研究が要らないというのは創作の素晴らしいところだと思いますけれど!)。しかし、学問に「知の公共化」という面があるならば、共有されない何かというのはそこで切り捨てられてしまう気がして、『メタフィジカ』で書いていたのもそういう類の、物語という形でしか書けないものなのかなと思います。普遍的な何かではなく、ただ「歩み」を示すこと。それしかないのかなぁという思いがありました。
 イラストを、まぬかさんにお願いしました。文字で書いたキャラクターにキャラデザがつくときはキャラに魂がこもるような感覚を抱きますが、今回はそれが本当に顕著で、こんなにも生き生きと二人を描くことができたのは、まぬかさんのおかげだなぁと思います。何度メールのやりとりをしたのでしょう。長いような短いような期間でしたが、楽しく制作進められました。まぬかさん、ありがとう!
 それから読んでくれたみなさまへ、ありがとうございます! メジャーな話題ではないのかもしれないなぁと、途中でウスウス感じ始めていたりでしたが、たまにコメントをもらったりして、ずいぶん勇気づけられました。「こういう話を読みたかったんだ」という人に届いてくれれば、作者としては心から嬉しい限りです。

(ふーすい)


イラスト


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