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「3」 人よればかしまし!    2        10 11
「女三人よればかしまし」、第二回です!
本日は、わたし、
楯川涼理(たてかわすずり)と――。
プランと――。
それから史佳に来てもらいましたー。
どうも。
蓬山史佳(よもやまふみか)です!
あっ、第一回見たよ。
ほ、本当?
なんか恥ずかしいな……。
うまくやれてたかな……。
涼理のテンションが、
いつもより高かった!
そ、そうかな……?
プランがいるからかもしれない。
そうかー?
まぁ、いいけどさ。
じゃあ、第二回、始めよう!
はい、始まります!
(よろしくですにゃ!)
ずっと気になってたんだけどさ。
うん。
このネコ、何……?
何って、プランだよ……。
あ、この子がプランか!
(プランですにゃ)
(涼理が勝手につけた名前ですにゃ)
史佳は、ネコ嫌いなんだっけ?
そうねー……。
どうして……?
なんか気取ってるところとか。
「私、キレイでしょ。私のこと、気になってるんでしょ?」
みたいな態度だよね。
そうかなぁ……。
(ひどい言いようだにゃ)
でも、この子はそうでもないかも。
素朴な顔してるし!
(ひどい言いようだにゃ!!)
プランは、かわいいよ。
まぁ、認めてやろう!
なでなで。
なでなで……。
(あ、そこ、そこいいにゃー……)
ところで、ネコと言えば……。
涼理は「バター猫のパラドックス」
って知ってる?
バター猫?
うん。
前提その一。
ネコは必ず、足から着地する。
前提その二。
トーストを落とすと、
必ずバターを塗った面から落ちる。
うんうん。
じゃあ、ネコの背中に、バターの面を上にした
トーストをくくりつけて、落としたらどうなるかって話。
普通に考えたら、
ネコが下になって着地しそうだけど……。
うん。
でも、そうすると前提の二に反することになる。
矛盾したことは起こりえないから、
バター猫は着地せず、クルクル宙に浮かぶってわけ。
あはは、想像するとおもしろいね。
(ネコにとってはツラい話にゃ……)
ネコが下になった場合……。
それってパンの力が
弱かったってことになるのかな。
ん……?
つまり、その……。
もっと強いトーストなら
ネコに勝てるのかなぁって。
あはは!
トーストに強いとか弱いとかあるの。
運命に抗う力が……。
運命!
(いったい何の話だにゃ……)
まぁ、こういうのは、
じっさいにやってみることだね。
ちょうど良く、
ここにネコがいることだし。
(えっ……)
ごめん。
マーガリン入りのロールパンしかなかったよ……。
いいんじゃない、それで?
(いいのかにゃ!?)
ようし、やってみよう!
(やめるにゃー! 動物虐待!)
あっ、逃げられた……。
あ、そろそろ時間かな?
あっ、そうだね。
私そろそろ行かなくちゃ!
じゃあ、「かしまし」第二回はこれにて。
(相変わらずユルユルだったにゃ……)
じゃあ――。
最後に史佳さん、一言どうぞ。
寒いから、最近ベッドから出られない!
(…………)
またねー。
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